2022/11/03 20:04
黄色くてモフモフ。展示会で見た時は一瞬戸惑ったのですがやっぱ気になってつけてしまったこの服。Randyの服はどうやって着るのだろう?て思ってしまうアイテムが多いのに、不思議と挑戦心に訴えかけてくる。多分普通に真面目な服を求めている人には不向きではあるけど、人と同じのが嫌な人にはこれ以上無いくらい個性的。自分は後者タイプの人間だからRandyにはいつもお世話になっている。実はそこまで難しい事はなくて、普段の格好にプラスして着るだけでスタイリングが成立したりする。最初の一歩を超えるだけで違う景色を見せてくれるRANDY の服は魅力がたっぷりだ。
22AWのRandyのテーマが1970年代にスイスのチューリッヒの湖の上に建設予定だった施設をテーマにしている。その計画では様々な国の建築家によって前衛的な球体や船、四面体が浮かんでいた予定だったらしいがどうやら頓挫したらしい。なので実際その計画は成さなかったのだが、その時に遺った図面などを基に今回のデザインが生まれた。もちろん形でわかりやすい物もあれば、抽象的な表現のアイテムもあるが、この黄色いモフモフセットアップについてはその詳細は不明。けどその意味をも超える存在感のある服であることは間違いない。
"Walter Long Shits"
(Wool 41%/ Nylon 25%/Acryl 18%/ Mohair 16%)
Size 2
¥55,000 (tax included)
シャツ「Walter」は膝上あたりまでセミロングシャツ。サイドにカーブのかかったスリットを入れており割とクラシックな作りのシャツ。カフスは丸みのあるパーツを交差させて留める仕様。襟を立たせたり、寝かせたりしながら首元の形状を変化することができるし、着方によって雰囲気を一変できる。普段Tシャツよりドレスシャツを愛用するのが多い自分にとって、このアイテムはアウターみたいな感覚。なので襟立たせるのが好きな着方です。その上にコートやジャケットを着てイエローをチラッと見せたい。
女性ならちょうど良くコートみたいに羽織ることもできる。162cmくらいの身長でこのくらい。東京の冬ならもしかしてこれがアウターでもいけるかもしれない?。
"Lech Wide Pants"
(Wool 41%/ Nylon 25%/Acryl 18%/ Mohair 16%)
Size 2
¥57,200 (tax included)
続いて組下のパンツ。シャツ以上に変わったシルエットのパンツは前後同じパターンの仕様。ポケットの位置も同じ位置に前後しています。
履くと大きく湾曲して面白いシルエット。主張は強めですが、ニッカポッカ型のパンツに慣れている僕のお客様にはすんなり受け入れられるはず。股上の深さもあるので着心地も相当良く、これもシンプルなジャケットやコート等でもなんでも合わせて欲しいです。自分は気分的にライダースかな〜。
やっぱセットアップでまずは試して欲しい。
ニット合わせもいいかもしれない。
Hs-Equipmentのライダースには想定していた。この感じもかっこいいと思います。
パンツを履く時間がなかったので、シャツをとりあえず。自分が176cmでこのくらい。いつもの格好に羽織ってみる。何の違和感もなく溶け込む。食わず嫌いや偏見を持たずにまずはこのアイテムと対峙して欲しい。そしてこの触り心地をリアルに感じて欲しい。僕の店は通販もやってますが、手にとって買う方が納得するアイテムばかりだと自負しています。パンツに関してはまた後日履いた画像アップします。めちゃくちゃかっこいいですよ。
ARCD 嵐田
〒152-0052
東京都 目黒区 自由が丘 1-14-1 2F
03-6823-3174
info arcdtokyo@gmail.com