2022/12/24 19:38
ARCDオリジナルブランドを作りました。
記念すべき第一弾は「ライダースジャケット」。明日から販売をさせていただきます。
もっとライダースを身近で手軽な羽織物として広められたらなと思い、今回は布帛のみに限定して作成。早速ファーストサンプルが仕上がってきました。
ARCD/Vintage Cashmere Wool Riders Jacket
(Wool/Cashmere)
¥98,000+TAX
・こちらのライダースは「オーダー制」にて先着で受け付けいたします。オーダーは前払いで頂戴いたしますのでご了承ください。
・お渡しまでの期間は約3週間ほどとなります。
・受付は明日2022年12月25日より「ご来店者」のみ受付いたします。ご了承ください。
・ヴィンテージ生地の為、枚数に限りがございます。数に達した場合は即受付終了いたしますのでご了承ください。
生地は1872年イギリスのハダースフィールドにて創業され、紡績からフィニッシュまで前工程を一貫して行う歴史ある見るミルブランドの「テーラー&リトルウッド」のチェック柄。この生地ブランドは1983年にやむなく廃業してしまった今は無き生地メーカーの物となります。このハダースフィールドはイギリスの毛織産業の盛んな街でミルブランドの聖地でもあり、テーラー&リトルウッドは特殊な織り機「ドブクロス織機」を使用して生地を織っていました。ドブクロス織機は1960年代まで使われており、現代の高速織り機とは違い低速で時間と手間をかけて織り上げていくため素材は柔らかく弾力性があるのが特徴。スピードよりもクオリティーを追い求めて織り上げられた生地は現代ではなかなか見ることのできない貴重な生地となります。
生地はウールとカシミアの混紡。とてもスムースで柔らかく、めちゃくちゃ極上の肌触り。写真で見るよりも実際に手で触ってもらった方がこの感覚伝わると思います。
黒、赤、ブラウンの大柄のチェックの上に、白いステッチ状の格子が少し変わっているし深みを加えている。どこかモードっぽさを感じるし、古臭くない。1980年代より以前の生地をデットストックで発見。状態もミントコンディション。
型は80’sパンクブランドの1つ「Artificial Eye London」からインスパイア。
着丈を短く設定し、装飾はイギリス的かと言えば、エポーレットやフロントベルトに至ってはアメリカな感じに。ややタイトフィットにしたので、アメリカ的でもなくイギリス的でもないちょうど中間のイメージにしました。
ボールチェーンタイプのファスナーメーカーは安定のYKK。ライダースの特徴となる斜めジップは残したままフロントにつきます。
袖部分もジッパー付きで開閉が可能。ややアールのあるふっくらした袖にしているので、動きやすいように運動量も確保しています。
V字のバックヨーク。柄合わせもしっかりしています。
裏はコットンタイプライターの裏地付き。裏には内ポケットが1つ。
実際に着用すると、こんな感じに。僕が176cmの身長で今回サンプルサイズ2を着用。
着丈の長さも従来よりも気持ち短くすることで、コンパクトになりバランスが取りやすくなります。
個人的に合わせたかったレザーパンツとのコーディネート。柔らかさとハードさ。
ライダースを着る時ってちょっと気合いみたいな物が必要な感じがすると思います。
しかし僕は皆様にライダースをジャケットやブルゾンの様に軽く羽織っていただく感じに使って欲しくてこの製品を開発。
着るじゃなくて、羽織る。これがミソ。
忘年会が多いこのシーズン、軽くて暖かい。着脱が楽だし、重宝するのは間違いなしです。
文章がそんな上手くないので。。店頭にて更に僕の熱量を説明させて下さい。笑
では明日からオーダー開始させていただきます。皆様のご来店お待ちしております。
ARCD 嵐田
〒152-0052
東京都 目黒区 自由が丘 1-14-1 2F
03-6823-3174
info arcdtokyo@gmail.com