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2023/03/06 11:13




CLASSの2023SSテーマにもなっている「反観合一」。そのテーマに沿ってイラスト画はタンクトップ?か下着?の様な影をトリミングしている。

それがこのテーマとどういう結び付きがあるのか、深く考えると際限がない。

以前CLASSのBLOGでもお伝えした通り「反観合一」とは
「反のうちに合一を知る」すなわち物の本質を正しく捉える方法であり、相反するものがある時に一方を切り離すのではなく反したまま
1つに合している関係をそのままにみる。一方がなければ、他方が成り立たない相互浸透的な関係であることを言う。

しかしCLASSの洋服を見て、その本質を理解できてしまったらそれはそれで面白くはない。

その「曖昧」さを楽しむブランドだと思うからだ。

本日はCLASSのインナーを紹介していきます。

人それぞれの価値観がありますが、僕がインナーに重視することは「着心地」が1番。

次にデザインや形。

肌に直接触れるものだからこそ慎重に選びたいアイテムでもあります。



ーCLASS Silk Tank Topsー
Size 2
Silk 100%
¥33,000 (tax including)



ソフトな肌触りが心地よいシルク100%のタンクトップ。

上質なシルクならではの滑らかさがあり、とても「気持ちいい」。


深く開いたネック、裾にかけて緩やかなAラインのシルエット。

男性が着るには線の細い感じで、やや頼りない。

より肌着感覚に近い感じ。

編機はホールガーメントで無縫製仕様。

ボディーの編み地の切り変えも特徴的。

胴回り全体に施された天竺編みとリブ編のグラデーションがとても美しい。


さらにゲージを切り変え胸部分は、太めの番手の物を使いうっすらと表情が変わっていく。

真価は着用時にこそわかる。

胴部分はパネル状、胸まわりの切り替えも伸びるとハッキリと浮き出る。









実際1枚で着るとこんな感じ。

一見シンプルなアイテムに見えて、さりげなくすごい事をやっているのがCLASSらしい。

ウルトラスエードの厚地のジャケットもタンクトップ1枚で成立する。


シアーシャツとの合わせはとても夏っぽい。


コートのインナーや

ノースリーブのアイテムにも。

シンプルなタンクトップは合わせ方を選ばない。

肌に吸い付くような心地良さ、極上の肌触り。

ホールガーメントの特性である縫い目のない服ははごわつきもなく
伸縮性にも優れているため、テンションをかけても伸びてダルダルにならない。


10代の頃よくやっていたアメリカ製ラミーのタンクトップの重ね着を思い出し、CLASSのタンクトップも重ねてみる。同じタンクトップなのに、素材とクオリティーの差で全く違って見える。


「反観合一」をテーマにしたプリントTシャツも必見。

ーCLASS /GILDAN BODY T -SHIRTSー
Size 2
Cotton 100%
¥7,700 (tax including )








「GILDAN 」

アメリカのTシャツブランドであるギルダンのボディーを使用し、今回CLASSのテーマに沿ったプリントをオン。

プリント部分はざらっとした感触が、いい意味でチープ感がある。

グラマラスな丸みのあるボディープリントは女性を連想させ、妙な色気と存在感を感じる。




タックインして着方を変えたりするのもいい感じ。




ベストだったり、ハーネスだったりアイテムをプラスしてみるのも面白い。




昨日お客さんが購入してくれた。

とても似合っていたので写真に収めさせていただきました。






M's Braqueのハーレムパンツとの合わせ。

とてもバランスがよかったです。









「反観合一」と言う考えをファッションに落とし込んだ時、それが形なのか素材なのか、明確な答えは1つとしてない。

その考えを基に自分自身を「自由」な思考にできるかどうか。僕はそれが重要だと思う。

乖離した考えや概念を潔く切り離す前に、反したまま双方を認め合う。

ジーパンにジャケットの組み合わせが当たり前になった様に、今の僕らの常識が当たり前と思わない方がいい。

いつだって心は自由でありたい。


(オンラインストアはこちらから)













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