2024/03/09 20:48
本日3月9日から3月17日の1週間ポップアップを開催しています。
服好きな皆様ならご存じの方も多いかもしれませんが、知らない人もいると思います。
ADJUSTABLE COSTUME(アジャスタブルコスチューム)
メンズファッションの黄金期と言われる、1920年代から1940年代にインスパイアされたアイテムの数々。今は失われつつある、古き良き男性の権威や華やかさを象徴する洋品や小物を作っています。
ブランド名の由来は雑誌などのコーディネートをそのまま真似るのではなく、自分らしくコーディネートして、「アジャスト(調整)」して欲しいと言う意味が込められています。また「コスチューム」は、衣裳屋みたいな存在になりたいと、アメリカ映画の衣装提供を行なっていた「ウエスタンコスチューム」社の名前から命名。「コスプレの様に服を着ることで、いつもと違った自分を楽しみ、気持ちを高めてほしい」と言う思いからつけたそうです。(以下アジャスコ)
デザイナー小高一樹氏曰く、そのままコスプレの様に着てもいいし、1つアジャスコのアイテムをピックアップして自分流に着こなすこともできる。もちろんクラシックファッションに傾倒している方であれば、制限のかかったメンズファッションに基づいた着こなしにはバッチリハマりますし、逆に「ハズし」として取り入れてみてもいい。ジェンダー化が進む現代において、アジャスコのアイテムを「自由」に「性別」を関係なく使ってみて欲しいと個人的には思います。
また、アジャスコのアイテムをリアルに見れる機会はそうそうありません。常時店舗を設けてない為、催事などのがないと見れないアイテムがほとんどです。そう言った意味で、今回は春物を中心にアーカイブから最新の物までご用意しました。
ARCDでのアジャスコの役割。
それは皆様に「本物」のいい洋服に触れて欲しいと言う想いがあります。
インスタライブでもお伝えしましたが、クラシックを知らずしてモードは語れない。装いにおいて1900年代初頭のファッションを知ることは今私たち現代人の装いにおいて、とても意味があることだと思います。
その一つの理由として、服のルーツを知ること。そしてそのルーツや着方知った上であえて型破りをする。
それが本当の意味で「ハズし」と言うものになります。
今は古着屋に行っても60年代以前の洋服は殆ど残っていません。特に若い方は目に触れる機会があまりないのではないでしょうか。
POPUP期間中、アジャスタブルコスチュームの服を通じて服本来の奥深さやクラシックを学ぶ良い機会となる事でしょう。
ちなみに、デザイナー小高氏は16,17日に在廊します。是非皆様会いに来て下さい。
嵐田
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