2026/02/06 19:38
最近良く聞く「テック」系。
テック(Teck)とは「テクノロジー」の略語で、ファッション分野においては、優れた機能性のある服をさします。
わかりやすく言えば、防水や、保温などアウトドアシーンに活躍するアイテムなどでしょうか。
昨今のファッションにおける「ミックススタイル」
これにテックアイテムと異素材アイテムを
「あえて」合わせることで、着こなしに奥行きが出て、より現代な仕上がりになります。
僕もそう言うスタイリングは好きです。

この流れで「テック」アイテムを紹介すると思いきや、本日紹介するのはその逆。
古くからアメリカ、オハイオ州ミラーズバーグにて「アーミッシュ」がハンドで裂織りしたヴィンテージの生地。
これをハーフコートに仕立てた「超アナログ」な襤褸(ボロ)ジャケット。
硬い、重い、着づらい。と言った3ワードが見事に揃った「不便な服」

Gauche / ''Amish 裂織り Half Coat''
¥253,000 (INTAX)【Fabric】
Cotton 100%
【Color】
Green×Yellow×Red
【Size】
Size Free
Gaucheから1点物のコレクションピース。
裂織りは日本の文化として世界的に知られていますが、実はアメリカではインディアンとアーミッシュが主にラグとして販売する目的で裂織りを製作していたと言います。日本の生地より目が詰まっており、硬いのが特徴。
Cotton 100%
【Color】
Green×Yellow×Red
【Size】
Size Free


ヨーロッパ、アメリカの現地で手作りしたヴィンテージの生地を、裂いて織り直す「裂織り」
アーミッシュ文化は古いものを大切にし、文化を変えずに継承していくことで有名。
彼らは、外部との接触を断つアーミッシュの人たちとの連絡ツールは手紙、または現地に言って対話をするしかないそうです。
この生地は実際にデザイナー本人がアメリカ在住のとき、彼らと会話を重ね、譲り受けた貴重なもの。
アーミッシュは自然や動物との距離がとても近く、素材の魅力を引き出せる能力や感性がとても優れているそうです。



前たてのコードパイピングには北米にてタンニングされたカーフレザーを採用。
裏地には保温性の高いパンチングキルトのウルトラスエードを張っており保温効果も抜群。
見返しや袖うらにはブリティッシュアンティーク、シルクのタッサチェック柄を採用しています。


イメージは春にシフト。
CLASSのカラミ織のロングスカート
HAVERSACKの別注モックネックをインナーに。
足元はウエスタンブーツ、ウエストマークにロデオベルト。

ボタンはあえてついていませんのでご注意を。

共感者が1人でも多くいれば良いなと思っていますが、正直このジャケットを嫁がせるのは複雑な気持ちになります。
写真からは「渡さないぞ!」と威圧してそうに見えますが、そんなことは気にしないで下さい。
そのくらい、このジャケットに魅了されました。
数少ない理解者のもとに行く覚悟もできています。
時代と逆張りを行くARCDの「「超アナログ」なジャケット。
一生物です。
